2009年10月09日
はたらく女性は美しい。
どーもー!!
皆さんお待ちかねの『ベトナム文化を紹介します。』の時間がやってまいりました!!
・・・・・
え?
待ってないって?
そりゃそうだ。
今日が初めてですから。笑
今までこちらの生活の中で感じたことを書いてきたものの、
ベトナムの文化をレポートというか、形として紹介できてなかったかな、と思い
『ベトナム文化を紹介します。』と題して連載していこうということになった次第であります。
代わり映えのないタイトルですみません。
いいタイトルあれば、随時受け付けております。(どしどしどうぞ!)
さて、記念すべき第一回は、ベトナム社会の“象徴”「ベトナム人女性」についてレポートします。
どんな国でも女性なくして(もちろん、男性もそうですが、)社会は成立しませんが、
ベトナムにおいては特にその存在や、影響力が大きいように思います。
それには社会的背景が大きく関わっているのですが、その辺をご紹介しようと思います。
ベトナムの女性は本当に元気でよく働きます。
まっつが住んでいる経済都市ホーチミンの市場や商店で店を仕切っているのは大抵女性で、
街でも大きなすげ笠だけが目立つ細くしなやかな体で、
野菜や果物を積んだ篭を天秤棒で担いで売り歩いたり、
市場の周りなどに荷を広げて客に呼びかけている女性の姿は、
まことにたくましく頼もしい。
この国の経済発展を基盤で支えているのは女性である、
といっても過言ではありません。

←街でよく見かける光景。ホントにたくましい。
では、なぜこれほどまでに女性が前面に出て商いをすることになったのでしょうか?
それは一言に「戦争」の影響です。
1976年に南北ベトナムの統一によりベトナム社会主義共和国が誕生するまで、
この国は百年間もの間、フランスの植民地支配や
ベトナム戦争でのアメリカとの戦いにも屈せずに生き抜いてきました。
男性はほとんどが戦場にかり出され300万人もの戦死者を出しました。
その結果、フルに働かざるを得なかった女性が家の経済を支え、
ひいては一家の主導権を握ることになりました。
その伝統が今でも続いているのだと言われています。
現在ホーチミンで成功している企業のボスやマネージャーにも女性が多く、
国会議員や政府の要職につく女性も目立っているとのことです。
日本では「男女雇用機会均等法」など、社会的な「男女平等」が叫ばれていますが、
ベトナムでは、歴史的に女性の社会的地位は保障されているのです。
いや、戦争によって確固たるものにならざるを得なかったのです。
皮肉ですね。
また、ベトナムの女性を語る上で“アオザイ”のことは避けられません。
「アオザイを来た美人の多い国」と称賛されるこの国では、
伝統文化再評価の象徴として“アオザイ”は完全に復活しています。
航空会社やホテル、土産物店など、接客を主とする職種でアオザイを制服としてことも多く、
一般女性も、休日や結婚式のような行事など、日常的に着用する馴染みの深い衣装なのです。
(ベトナム航空をご利用の際はキャビンアテンダントの制服にもぜひ注目してください。)
アオザイについて詳しくはこちら→アオザイ(Wikipedia)

←ベトナムの女子高校では、白いアオザイを制服にしているところが多い。
このように、ベトナムの女性は、仕事での「たくましさ・力強さ」を感じさせるとともに、
しなやかで優美な「美しさ」も兼ね備えているのです。
そんな女性は、ベトナムの“象徴”的な存在なのです。
ところで、そんな国で男性はどうしているかというと、、、


はたらきませーーん。笑
ちなみに、この写真はAM11:00。
働きどきの時間ですねー。
もちろん、全ての男性がそうであるとは言いませんが、
ホントにこういう光景は街の至るところでよく見かけます。
Yシャツ着て、ビジネスバック持って、
やる気満々のフリして、、、
真昼間からどこで油売ってんだか。。
次回『ベトナム文化を紹介します。』のコーナーでは、
ベトナムの生活の源「市場」についてリポートします。
乞うご期待!!!
しっかし、あの人たちは何してる人なんだろ??
「街角突撃インタビュー」でもやってみよっかな。
皆さんお待ちかねの『ベトナム文化を紹介します。』の時間がやってまいりました!!
・・・・・
え?
待ってないって?
そりゃそうだ。
今日が初めてですから。笑
今までこちらの生活の中で感じたことを書いてきたものの、
ベトナムの文化をレポートというか、形として紹介できてなかったかな、と思い
『ベトナム文化を紹介します。』と題して連載していこうということになった次第であります。
代わり映えのないタイトルですみません。
いいタイトルあれば、随時受け付けております。(どしどしどうぞ!)
さて、記念すべき第一回は、ベトナム社会の“象徴”「ベトナム人女性」についてレポートします。
どんな国でも女性なくして(もちろん、男性もそうですが、)社会は成立しませんが、
ベトナムにおいては特にその存在や、影響力が大きいように思います。
それには社会的背景が大きく関わっているのですが、その辺をご紹介しようと思います。
ベトナムの女性は本当に元気でよく働きます。
まっつが住んでいる経済都市ホーチミンの市場や商店で店を仕切っているのは大抵女性で、
街でも大きなすげ笠だけが目立つ細くしなやかな体で、
野菜や果物を積んだ篭を天秤棒で担いで売り歩いたり、
市場の周りなどに荷を広げて客に呼びかけている女性の姿は、
まことにたくましく頼もしい。
この国の経済発展を基盤で支えているのは女性である、
といっても過言ではありません。
←街でよく見かける光景。ホントにたくましい。
では、なぜこれほどまでに女性が前面に出て商いをすることになったのでしょうか?
それは一言に「戦争」の影響です。
1976年に南北ベトナムの統一によりベトナム社会主義共和国が誕生するまで、
この国は百年間もの間、フランスの植民地支配や
ベトナム戦争でのアメリカとの戦いにも屈せずに生き抜いてきました。
男性はほとんどが戦場にかり出され300万人もの戦死者を出しました。
その結果、フルに働かざるを得なかった女性が家の経済を支え、
ひいては一家の主導権を握ることになりました。
その伝統が今でも続いているのだと言われています。
現在ホーチミンで成功している企業のボスやマネージャーにも女性が多く、
国会議員や政府の要職につく女性も目立っているとのことです。
日本では「男女雇用機会均等法」など、社会的な「男女平等」が叫ばれていますが、
ベトナムでは、歴史的に女性の社会的地位は保障されているのです。
いや、戦争によって確固たるものにならざるを得なかったのです。
皮肉ですね。
また、ベトナムの女性を語る上で“アオザイ”のことは避けられません。
「アオザイを来た美人の多い国」と称賛されるこの国では、
伝統文化再評価の象徴として“アオザイ”は完全に復活しています。
航空会社やホテル、土産物店など、接客を主とする職種でアオザイを制服としてことも多く、
一般女性も、休日や結婚式のような行事など、日常的に着用する馴染みの深い衣装なのです。
(ベトナム航空をご利用の際はキャビンアテンダントの制服にもぜひ注目してください。)
アオザイについて詳しくはこちら→アオザイ(Wikipedia)

←ベトナムの女子高校では、白いアオザイを制服にしているところが多い。
このように、ベトナムの女性は、仕事での「たくましさ・力強さ」を感じさせるとともに、
しなやかで優美な「美しさ」も兼ね備えているのです。
そんな女性は、ベトナムの“象徴”的な存在なのです。
ところで、そんな国で男性はどうしているかというと、、、
はたらきませーーん。笑
ちなみに、この写真はAM11:00。
働きどきの時間ですねー。
もちろん、全ての男性がそうであるとは言いませんが、
ホントにこういう光景は街の至るところでよく見かけます。
Yシャツ着て、ビジネスバック持って、
やる気満々のフリして、、、
真昼間からどこで油売ってんだか。。
次回『ベトナム文化を紹介します。』のコーナーでは、
ベトナムの生活の源「市場」についてリポートします。
乞うご期待!!!
しっかし、あの人たちは何してる人なんだろ??
「街角突撃インタビュー」でもやってみよっかな。