2009年04月13日
クチ
先日の日記でも触れましたが、ベトナム戦争の戦跡が色濃く残るクチ・トンネルに行ってきました。
ベトナム戦争当時、南ベトナム解放軍(ベトコン)の作戦本部が置かれていたクチ。
その本部は地下トンネル内にあり、約20年もの歳月をかけて全長250km(!!)も掘られていた。
水に強く崩れにくい土壌を生かして掘ったトンネルは、ベトコンの重要な軍事拠点として機能した。
そこは戦争に使用する武器を製造したり、爆撃から逃れて生活をしたり、人々が生きるための場所だった。
内部構造は地下三階まであり、通路は華奢なベトナム人一人がやっとのことで通れる狭さ。

そんな通路を彼らは何とも小さなスコップのようなもの(写真下)を使って手作業でコツコツ掘り進めたというから驚きだ。

他にも敵の進入を防ぐための罠や落とし穴など数々のトラップが仕掛けられ、
まさに地の利を生かした戦い方であった。

<秘密トンネルの入り口>
これでは、さすがのアメリカ軍も歯が立ちません。
結局クチでの善戦が大きな力となり、ベトナムは戦争に勝利したのでした。
戦争で勝利したという事実は彼らのパーソナリティに自信を植え付けているように思います。
かたや戦争に敗北した日本。
勝者と敗者・・・結果的にどちらが良かったのかはわかりませんが、
その事実の差が彼らの文化や思想に影響を与えていることは間違いありません。

リアルなマネキン
ベトナム戦争当時、南ベトナム解放軍(ベトコン)の作戦本部が置かれていたクチ。
その本部は地下トンネル内にあり、約20年もの歳月をかけて全長250km(!!)も掘られていた。
水に強く崩れにくい土壌を生かして掘ったトンネルは、ベトコンの重要な軍事拠点として機能した。
そこは戦争に使用する武器を製造したり、爆撃から逃れて生活をしたり、人々が生きるための場所だった。
内部構造は地下三階まであり、通路は華奢なベトナム人一人がやっとのことで通れる狭さ。
そんな通路を彼らは何とも小さなスコップのようなもの(写真下)を使って手作業でコツコツ掘り進めたというから驚きだ。
他にも敵の進入を防ぐための罠や落とし穴など数々のトラップが仕掛けられ、
まさに地の利を生かした戦い方であった。
<秘密トンネルの入り口>
これでは、さすがのアメリカ軍も歯が立ちません。
結局クチでの善戦が大きな力となり、ベトナムは戦争に勝利したのでした。
戦争で勝利したという事実は彼らのパーソナリティに自信を植え付けているように思います。
かたや戦争に敗北した日本。
勝者と敗者・・・結果的にどちらが良かったのかはわかりませんが、
その事実の差が彼らの文化や思想に影響を与えていることは間違いありません。
リアルなマネキン
Posted by masaki at 15:54│Comments(0)
│ベトナム文化