2009年10月06日

何年ぶり!?

先週土曜日のこと。


めっちゃ緊張した。


だって、あんなにたくさんのお父さん・お母さんが集まるんだよ!

そりゃ子どもだって緊張しますよ。

いつも元気いっぱいな子どもでさえ、そりゃうつむき加減になりますよ。




そうです。











授業参観。


ガ━━(゚Д゚;)━━ン




父親として初の出席です。

ウソです。

隠し子なんて毛頭いません。


先生としてです。


十数年ぶりかの参観会は、

座席でもなく、

教室の後ろでもなく、

教壇に立っていました。



授業参観ってあんなに緊張するんですね!!




10月3日(土)

天気は曇り、気温25℃。

ホーチミン日本人学校スタジアム。

実況・解説はまっつがお送りいたします。



数日前からすでに闘いは始まっておりました。

家を出る直前までイメージトレーニングをして、いざ本番!!


教室に着くと、

いつもうるさいほどに元気な子ども達が、今日はなぜか大人しい。

静かだ。

どうした?

いつもの元気は?

らしくないぞ!?



一見、参観を前にした教師にとっては都合のよいことのように見えます。


しかーし、


松野先生は小学校一年生の担任。



そうです、“元気”が売りのあの世代です。


さらに、今日の授業『くじらぐも』は、みんなで声を合わせての“元気”な「音読」!!


おいおい、そんなんじゃ元気な音読なんてできゃーしませんよ、君たち!!

内心泣きそうでした。。



でも、そうとも言っておらず、試合開始のホイッスルは鳴り響きます。


キーンコーン、カーンコーーーン!!



いま、キックオフ!!!


案の定、立ち上がりはスロースタート。


というか、無表情。



えーー!!

いつもそんなんじゃないじゃん。



「この問題、わかる子いるかな?」



・・・・・・・



しーーーん


おぉ!!!

そうきたか!




秘技「だんまり」



やってくれます、この子たち。


しかし、ここでノックアウトされては少年サッカー歴4年、

子ども大好き歴十数年のプライドが許しません。

フィールドは違えど、俺の目の前にいるのは、

かわいい、かわいい子ども達。


やってやる!!


闘争心にも似た変なやる気がみなぎってきました。




前半20分 ~助詞「も」の使い方~

ここしかない!!



「さぁーみんな松野先生のマネしてみてねー」


先生が右手を挙げる。

みんな右手を挙げる。


先生が両手を挙げる。

みんな両手を挙げる。


(その後いくつかのモーションを入れて)


先生がお尻を触る。

みんなお尻を触る。(微笑)


先生が両手を挙げながら変なポージングで変顔をする。

みんな、、、爆笑。


よっしゃ!!

先制(先生)ゴーーール!!!



してやったり、したり顔。






しかし!!


気づいた。





後ろには・・・

あの方たちが。。







オウンゴーール!!!

まさかの自殺点。



うかつでした。

親を目の前にしてあれをやってしまうとは。。


まぁでも、たぶん大人の皆様も笑ってくれていました、よね?

そう信じたいです。

そう信じましょう。汗



その後もちょいちょい小技を挟みながら相手ゴールに迫ります。



黒板に「くじらぐも」の絵を描き、

コワい!下手くそ!だのと揶揄されながら

DFラインから中盤へとパスを回していきます。



しかし、相手も執拗にプレッシャーを掛けてきます。


負けない!!



くじらのマネしてひっくい声で「もっとたかく、もっとたかく」

スルーパスを狙います。



が、牙城は固い。

引いて守る?

こ、これは!

リトリート!!

小1にしてこの戦術を布いてくるとは。

そうくるか。


それなら、これだ!



空にいるくじらに向かって、大声で

「おうい」、「ここにおいでよう」、「さようならー」

の波状攻撃。



ついに崩れたり!!


と、思いきや、

ここでまさかの「校長」途中入場という予期せぬ事態。


はぅわーー

松野先生、失速。



そして、ここで無情にもタイムアップのホイッスル。



参観会初戦は両者一歩も譲らぬドローという結果になりました。

松野先生は「校長」というまさかのアクシデントに決め手を封じられたようです。

次戦に期待しましょう。



~試合後のインタビュー~

少年サッカーのお母様方もいらしていて、

授業後には「さすがですねー」なんて言ってもらいましたが、

全然そんなことありません。。

内心ヒヤヒヤでしたよ。

正直てんぱってましたよ。

終始、目線は子ども達が頂点です。

後ろに陣取る保護者の方々なんて視界に入りません。笑


とは言うものの、授業中は冷静を装ってました。

なんとか装うことができました。

そうでもしなければ本当にてんぱってしまいそうでしたので。



とまぁこんな感じで、先生としての初めての授業参観は、

かなーり緊張しましたが、良い経験になったと思います。

教室は、体を動かせない分やはりグラウンドとは違いますね。

身体の動きから来るリラックスというものは、あなどれません。

心身相関を感じてしまいました。



昼食を挟んで、午後は続けて、炎天下での少年サッカー。

この日の帰宅後、ヘロヘロになっていたことは言うまでもありません。


100%オレジューがうめぇーーー!!



以上、実況・解説はまっつがお送りいたしました。

次節、個人面談。

それでは。



なぐさめの温かいお言葉お待ちしております。笑



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Posted by masaki at 18:55│Comments(18)Private
この記事へのコメント
子どもも、親も、君も全員緊張してたのね。笑

子どものことを思っての暴走にかんぱい!!


たかゆきを見送りに成田に行ったら、元A2川田さんに会った!!
ドイツ人の奥さんと子どもを連れて☆
Posted by Yusuke.M at 2009年10月06日 20:56
まっつ先生お疲れチャン!!

授業参観ってほんと緊張するよね~!
あたしも今月の20日が授業参観っっっっ

あわわ、今から緊張してきたーーー笑
Posted by higashitomomi at 2009年10月06日 21:22
>Yusuke.M

そう、全員キンチョー
つまり教室の雰囲気どんよーり
それを変えるべくの暴走。

ゆえの大怪我。汗

てか川田さんの奥さんはドイツ人!?
おーぱ。
どんな感じだった、鬼軍曹?笑
Posted by masakimasaki at 2009年10月06日 23:04
>ひがし先生

おつかれっす。
ホント疲れたっす。

おーほんまもんの授業参観じゃないですか!!
ひがさんのに比べたら俺のなんか全然大したことないんだろーな。。
頑張ってくださーい。

終わってしまえばこっちのもんよ。笑
Posted by masakimasaki at 2009年10月06日 23:09
先生ゴールに一票。
Posted by mikanagi at 2009年10月07日 00:49
>mikanagi

ありがとう。
そこを拾ってくれることが何よりのなぐさめだよ。
Posted by masakimasaki at 2009年10月07日 10:49
おつかれでした!

代わってあげられなかったのが残念だわ?笑

なにはともあれガッツりやったもん勝ちっしょ!!
Posted by ごりら~まん at 2009年10月07日 12:05
せんせー 朗読きかせてくださーい
Posted by Y at 2009年10月07日 15:18
>ごりら~さん

そちらこそ事務業務おつかれでした。

代わる気など〝これ〟っぽっちもなかったと存じますので、
お気持ちだけ有り難く頂戴いたします。笑

これからもガッツいていきましょう!!
Posted by masakimasaki at 2009年10月07日 16:34
>Y

えーとですね、、、まつのせんせいはこども仕様にございます。

大人に朗読できるような器量は持ち合わせておりませんのでご遠慮願います。

「中身はこども!!」という暴力にも似た言いがかりは通用しませんので悪しからず。
Posted by masakimasaki at 2009年10月07日 16:38
台風 心配です。

どんだけのものが来るんだろう、と見えぬ敵を待ってるのは、いやですね。
そうです、自然が牙を剥いたらこわいんです。

さて、まつのせんせい、初戦お疲れ様でした。
でも、貴方のことですから、大成功だったのでしょう。

松野さんの、実況・解説、フィールドプレーヤー、インタビュアー、一人何役もの熱演のおかげで、まるでその場にいたかのようなリアルな映像になって入ってきましたよ。

またまた、面白かった! 一流の放送作家になれますよ。

親は、「一年生」という生き物がどんなものかよく分かってます。
ですから、親の方も松野さんのような先生が大好きなんですよ。

緊張する子供の気持ちを惹き付けられる技を持ち合わせてるなんて、さすが!!!です。

まつのせんせいの、創造性溢れるプレーは、スタンドを沸かせ、観客を魅了したに違いありません。


Posted by R at 2009年10月07日 22:49
先生!!大阪まで出張授業お願いします!笑
ゴールシーン見せてください☆
Posted by とみー at 2009年10月07日 23:40
>Rさん

・・・褒めすぎです(;´Д`)
それ以上まっつのハードルを上げないでください。
期待が虚像を作り出し、いつの日かのお目見えができなくなってしまいまう。。笑

「一年生」という生き物はすごいです。
松野の守備範囲をいとも簡単に超えていきます。恐るべし!
でも、そんなだから立ち向かっていきたくなるんです。
全身で体当たりしてやるのです!!笑

「子どもの気持ちを惹き付けられる技」なんてそんな立派なもんじゃないですよ。
ただ子どもと一緒にして添うことしかできないんです。
同じ目線に立たないと子どもが見えないだけなんです。
不器用なだけなんです。
自分にはそれしかないんです。

まぁこれからもこのスタンスを変えるつもりはありませんが。
Posted by masakimasaki at 2009年10月07日 23:46
>とみー

出張授業?高くつくよ?笑

ゴールシーンっつってもゴン中山みたいに泥臭いよ。
Posted by masakimasaki at 2009年10月07日 23:49
川さんはめっちゃ優しかったよ!
ドイツに来たらいくらでも泊めてやるからって!!

奥さんはフツーにドイツ人。
特別にってわけじゃない。笑
Posted by Yusuke.M at 2009年10月08日 01:27
>Yusuke.M

おっ!じゃあ今度はドイツ行くか!!・・・やっぱりやめとく。
どんなに優しくなっても川田氏は川田氏だ。。笑

フツーにドイツ人ね。なんとインターナショナルなこと。
Posted by masakimasaki at 2009年10月08日 16:07
褒め過ぎでした??

困らせてしまい、すみません・・・。
今後は、サラりとね!

そういう私も、松野さんが「頭いいんだろうな」って言ってくれた時、
やばっ!!会えないっ!!って思いました。

「子供と同じ目線」・・・大事です。
「不器用」・・・大好きです。
Posted by R at 2009年10月08日 16:33
>Rさん

まぁー褒められていやな気持ちはしませんがね。
実はけっこう褒められて伸びるタイプかもしれません(笑)

決してお世辞ではないので、お互いに率直な感想として受け止めましょうか。
もしお会いする機会があれば、その時ばかりはハードルを極力下げるようにしましょう。笑

子ども目線は松野のモットーなので。
真面目がゆえに不器用なのは松野のパーソナリティーです。
Posted by masakimasaki at 2009年10月09日 00:46
 
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