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Posted by つくばちゃんねるブログ at

2009年12月30日

37℃

ども、遅ればせながら



メリークリスマス!!




海外での初めてのクリスマスもなかなか刺激的でした。

いろんな意味で。

特に、ホーチミンであるがゆえに・・・笑





奥まで連なる無数の頭・・・


「歩行者天国」だと思うでしょ?







否。



皆バイクにまたがってますからー。

いたって普通の大道路。

どこもかしこも、大渋滞。




ここもやはり


人、人、人。






そして、


「クリスマスは、ケンタッキーっしょ!!」





っていう日本人的発想を










・・・男二人で。





我が家の前の小道を歩く、、、



イルミネーション頑張ってんなー




え?



背中が寂しいって?




やかましーわ!




しかし、これだけ世界中どこでも祝われちゃうなんて、キリスト・イエスもすごいですなー。

まぁーホントにそのことを意識してクリスマスを迎えている人なんて、

ほんの一握りなんでしょうけど。







さて、そんな「冬」真っ盛り、

みなさんはいかがお過ごしでしょうか?


まっつは連日サッカー教えてます。

「冬休みキャンプ」と題して、毎日。

俺らにゃ年末なんて関係ねー



そんで、タイトル

37℃








人間の体温ではありませんよ。




本日の最高気温@ホーチミン でござーます。




どうだ、まいったか?!

河崎がまいってます。(お大事に)



こんな灼熱の炎天下のもと、

毎日、グラウンドでサッカー教えてるもんだから、

おかげで、肌はすくすくと焦げ、

日焼けは着々と進行し、

一人オセロ状態。



そんな、身も心も季節感ゼロのベトナムです。



「冬」という言葉が実に似合いません。


こたつ、ストーブ、エアコン、フリース、ヒートテック、、、

(UNIQLOが活躍する季節ですね)

体を温めるなんて考えられません。


日本の「さみー!!」が信じられません。


ニュースなんかで、マフラー巻いてる姿見て、


ウソじゃねーか?


って思います。






みなさん、風邪には気をつけて。


良いお年をお迎えください。  


Posted by masaki at 19:21Comments(8)ベトナム文化

2009年12月21日

チャリティーサンタ。

~日本の子供と世界の子供をダブルで笑顔にするサンタさん~


<チャリティーサンタ>広がる活動、世界の貧しい子ども支援

12月20日9時2分配信 毎日新聞
 サンタクロースに扮(ふん)してプレゼントを子どもたちに届け、その宅配料で世界の貧しい子どもたちを支援する「チャリティーサンタ」が、人気を呼んでいる。昨年、若者2人がボランティア団体「ハッピー☆スター」(東京)を設立し、東京を中心に始めた企画。親に代わりクリスマスイブの夜、夢を与え、世界の子どもを助ける活動が全国に広がりつつある。

 父親の知人扮するサンタが訪れた幼少時代の感動を忘れられない福岡県飯塚市、自営業の清輔(きよすけ)なつきさん(25)と、世界20カ国以上を旅し、子どもの惨状に関心を持つ東京都昭島市、デパート販売員の大岡江美里さん(27)が昨年9月、企画。フィリピン・マニラ郊外にある小学校「パアララン・パンタオ」の支援経験を持つ東京都板橋区、会社員の高橋正恵さん(22)が加わり、同小近くのごみ山周辺で生活する子どもたちに、長靴と不足する本を贈ることに決めた。

 昨年は都内や大阪など143軒で、子ども234人にプレゼントを渡し、今年2月、売り上げ約8万円分を現地に赴き寄贈した。

 メンバーは、10代後半から30代の大学生と社会人を中心に約60人。札幌▽仙台▽大阪▽岡山▽高松▽福岡など、12都道府県の各市で宅配依頼を募っており、1軒1000~2000円。すでに約500件を受注する人気ぶりで、1000件を目標にしている。

 今年はバングラデシュのストリートチルドレンやスラムの子どもたちの支援を計画。職業訓練センター(仮称)設立を目指す。

【Yahoo!ニュースより転載】



いいことしてますねー

ちょっと気になったんで調べました。

詳しくはこちらから↓


チャリティーサンタって?


サンタボランティアはチャリティーサンタ


“子どもたちを笑顔に”



ちっちゃな笑顔が、

おっきな世界の

「笑顔」につながる



子どもたちの夢をはこぶ「サンタさん」ってとこがまた素敵。


こうしたことって金額的に見たら、小さな活動かもしれない。

政治や経済で動く何億ってお金に比べたら、本当に小さなもの。

でも、小さなものが人々の心の中でどれだけ大きなものになれるか。

その可能性を信じたい。


世界の現実に目を向けにくいからこそ、

こうした身近な活動が“立ち止まってちょっと考える”契機になればいいなって思います。

応援します!



俺も来年あたり参加してみよっかな。  


Posted by masaki at 17:29Comments(4)Global

2009年12月15日

カオス

やばい・・・


やばいぞ、これは。



完全になめてた。

ベトナムという国を。


ベトナム国民を・・・。









昨日、SEA GAMES(前回日記参照)の準決勝が行われました。

ベトナムvsシンガポール@ビエンチャン(ラオス)


国家の威信を賭けた重要な一戦です。




少年サッカーの帰り。

街をバイクで走る。

どうやら試合中。

道端ではベトナム国旗販売。

すでに暴徒化の予感。

いたるところでサッカー観戦。

店から路上にはみ出すなんて当然。

視聴率50%は堅い。



家に帰ってテレビをつける。

少なくとも10チャンネルは試合をライブ中継。

そもそも、ここベトナム。

チャンネルは100チャンネル近い。

おそらく放映権料なんてお構いなし。

その時点で笑える。



スタジアムはというと、

隣国という土地の利を活かして、

他国でありながらHOMEを作り出してしまう

ベトナム国民のサッカー熱。

あっぱれ。


夜通し、バスにでも乗って応援に駆けつけたのでしょう。

はたまた、バイクか!?


スタンドは赤と黄色に輝く一等星。

そう。

彼らが着るものは、あれですよ。

かの有名なベトT。


あれだけ集まると、もはやかっこよく見えます。

帰国前には必ず買って帰ります!





そして結果は、


4-1でベトナムの勝ち。

スタジアムの雰囲気が伝わります。





よって街は、例のごとく




人・バイク・国旗・人・バイク・国旗・人・バイク・・・・・
















すなわち、暴徒化。






Nguyen Thi Minh Khai も





Le Duan も





Dong Khoi も


ホーチミン1の大通り、Le Loi も。








もう、いたるところ街中ぜーんぶ!


観光名所だって関係ない!



教会前も




市民劇場前も




バスの上も!?



←こいつ、英雄と化してました。



すごいんです、とにかく!!


交通機能がマヒするってこういうことかと思った。


ベトナム人によってベトナムの街が完全に占拠されてますw




ここで、難問。

【ベトナム人じゃないのだーれだ?】



あまりの馴染みっぷりにもはや見分けがつきませんねー。

そりゃ道行く人にベト語で話しかけられるわけだ・・・。


私たち、決死の覚悟で街に飛び出した甲斐がありました。

ライブでなきゃ感じられない、ド迫力!!

バイクでなきゃ感じられない、臨場感!!




その人の数とバイクの量。

それから、クラクションに始まり、

ラッパみたいなもんから、空き缶にいたるまでの大合奏。


鍋とおたまが最もメジャーな楽器。



底が凹むまで鍋たたきます。



こちら、負けじと指笛で応戦。




お疲れさんでした。



ベトナムに来て良かった(笑)

こんなの今の日本のスポーツシーンじゃ滅多にお目にかかれない。

(力道山の時ってこんな感じだったんかな?)

まず、こんなにバイクがない。

国旗を道端で売るなんてあり得ない。

国民全員がこんな熱狂的になれない。

もはやスポーツ観戦というよりお祭り。



ベトナム人、恐るべし。






決勝当夜、恐るべし・・・。  


Posted by masaki at 18:01Comments(12)ベトナム文化

2009年12月07日

大変だー!!

緊急事態発生!


いま、ベトナムの街が大変なことになっています!!


バイクにまたがった多くの若者たちが

ベトナム国旗を振り回して暴走しています!!!


ホーチミンの街は“赤”で埋め尽くされています!




なんだ、これは!!






暴動か!?



はたまた反政府デモか!?




いよいよベトナムの地で、我が身にも危険が・・・
















と、まぁー冗談が過ぎると

本気で心配してくれちゃう人もいるので、

早々に種明かし。




東南アジア競技大会

通称“SEA GAMES




決して、「海の競技」ではありません。

※South East Ajia GAMESの略

ちなみに、日本人にとってのオリンピック以上に東南アジアでは盛り上がるイベントらしいです。

「この地域のスポーツのレベルは特定の種目・個人を除けば一般的にかなり低く、
オリンピックやアジア競技大会等では対等に戦えずメダルを獲得できる可能性はほとんどない。
従って国威発揚の場にはなり得ず、単に参加することに意義を見出すほかはないため、
SEA GAMES は、比較的同一レベルの国々での国際大会として開催されている。」

こうした事情もあるようです。



この大会が、現在ラオスで開催されているのですが、

べトナム国民は他の種目には目もくれず、サッカー、サッカー!

ベトナム国民のサッカー熱は半端じゃありません!!


それで今日は、ベトナム代表がマレーシアに勝利を収めたわけですが、

確かに内容もそこそこ良かったし、

公式戦で勝ったのはわかるけど、



この試合、まだ予選リーグなんですけどー。




去年の12月、「東南アジアサッカー選手権」で優勝した際には、

もっとすごかったとか。



こんな事件が起きてしまうほど・・・



【ハノイ 30日 ロイター】

 サッカーのベトナム代表が東南アジア選手権で初の国際タイトルを手にした28日夜のお祭り騒ぎで、少なくとも4人が死亡した。30日付Thanh Nien Daily紙が報じた。

 それによると、ホーチミン市内の交通事故で3人が死亡するなど、少なくとも4人が車による事故で死亡した。

 同紙はまた、ホーチミン市の病院には29日の朝までに、騒ぎでけがをした183人の急患が運ばれ、ハノイの病院では63人の負傷者を手当てし、うち3人は頭がい骨骨折の重傷だったと伝えている。

 ハノイでは、優勝を祝い加速や減速を繰り返すバイクなど大勢の人で大混雑となっていた。




ということです(苦笑)

「バイクで」ってとこがベトナムならではですね。


え?

文章だけじゃ想像しづらいって?



では、こちらをどうぞ・・・

http://www.youtube.com/watch?v=r7kIt6_pSB8&feature=related


もういっちょ!

http://www.youtube.com/watch?v=FkhUQOddrjs&feature=related




なんかもう、笑っちゃいますよね。


今日の予選リーグですら、

あんなだったから

優勝しちゃった日には

どうなるんだろ!?



興味津々♪


怪我せぬよう気をつけます。  


Posted by masaki at 00:35Comments(18)ベトナム文化

2009年12月01日

大運動会

今日は12月1日。

何の日か知ってますか?


“世界エイズデー”


小さなことでいいから世界に貢献する自分でありたい。

ベトナムに来てから、そう思える自分に一歩近づきました。


前にもおすすめしましたが、“エイズデー”にちなんで一曲紹介。


RED RIBBON Spiritual Song ~生まれ来る子供たちのために~


すごくいい曲なんで、一度聞いてみてください。

小田和正さんの不朽の名作がAIDS チャリティ Project によってリメークされたものです。

今年話題の絢香さんも歌ってますよ!


そして、最近見つけたいい言葉・・・


「有り余るほどに恵まれた環境で与えられたものを持て余している」

そう感じたときに気がついたのは、

「持たない者を補うために1人分よりも多く持たされている」

ということだった。

誰しもが渇望して生きること、

それ自体を諦めざるを得ない人に私が持たされた“それ”を届けたい。



「ベトナムの赤ひげ」こと眼科医・服部先生(この人もすごい!!)の

お手伝いとしてボランティア活動を体験した医学生の言葉です。〔ビナBOOより〕

恵まれた世界に生きているとき、そのことに気づくことは結構難しい。





前置きがだいぶ長くなりました(汗)


さて、タイトルの「大運動会」は、

先日、“先生”として初めて参加した運動会のことです。

その名も、「ホーチミン日本人学校大運動会」!!

そのままですね。



ただ、僕たちの参加は日本人学校としてではなく、

ホーチミン日本人補習校として。

状況から言って「参加させてもらった」という方が正しいのかもしれません。

正直、肩身は狭かったです。

その立場ゆえ難しいことが多々ありました。

また、久しぶりに運動会というものに参加してみて感じたことが色々とありました。




まず、補習校としての参加が何を意味するかというと、

練習なし、“ぶっつけ本番”で臨むということ。

すなわち、運動会なるものを全く知らない子ども達が、

そこまでするか!というほどに練習してきた子ども達と共にするということです。

皆さんも自分が小学生だったころを思い出してみてください。

我が子がいる方は、お子さんの運動会を思い浮かべてみてください。


理路整然とした入場行進。

練り上げられた選手宣誓。

体育係によるラジオ体操。

メイン以上に繰り返される入退場練習。


それぞれ学校によって特色はあると思いますが、

日本人が思い浮かべる「運動会」はみな似たものではないでしょうか。

練習に練習を重ねた学校の一大イベントであったはずです。



では、外国人が「運動会」を思い浮かべるとどうなるか・・・



正解は、

「思い浮かばない」

です。



運動会って日本だけの独特な行事なんですよ。

全世界で行われているものだと思っていませんでしたか?

案外、知らない日本人も多いと思います。



よって、日本の教育を受けてこなかった補習校の生徒たちが、

運動会に参加するとどうなるか・・・




セパレートコースがセパレートでない。

=「斜め横断」走。


スタートのタイミングがわからない。

フライングの嵐。

もはや止められない。


リードってなんだ?

バトンパスする相手を追い越す。

そもそも、リレーって何だよ。


行進って気持ち悪いね。

なんであんなに揃ってんの?

まるで軍隊みたい・・・。



ってなことになります。

幸い、同じ学年の先生の提案で、前日に少し練習しておいたので、

うちの学年は一年生ながら、それなりに頑張っていましたが、

全く知らない生徒たちはもはや無法地帯。

おかげ様で、子どもに紛れて、

来賓の皆様、保護者の皆様、校長先生をはじめ諸先生方の目の前を“堂々と”行進しました。

ウソです。

“細々と”行進しました。。



当たり前だと思っていることって本当に「当たり前」じゃない。


当然のごとく運動会を経験してきた僕たちにとって、

彼らの思うことや行動が新鮮でした。


特にラジオ体操は顕著でした。

日本でやったことがある生徒ならまだしも、

やったことがない生徒は本当に全然できない。

見よう見まねでもできない。

冷静に考えたらラジオ体操って奇怪な動きが多いしね(笑)


そんな子ども達を見ていて、微笑ましく思ってしまった松野先生は、

手本を示そうと彼らの横で誰よりもラジオ体操を頑張りました。

彼らのぎこちない動きを見ながら、表情もさぞにやけていた事でしょう。


その結果、のちに、ある保護者の方から

「ラジオ体操、松野先生が一番楽しんでましたねー」

と言われてしまったのは想像に難くありません。

間違いないです。

僕が一番楽しんでました。



もう一つ顕著だったのは、開・閉会式の生徒たちの様子。

全員が直立不動で式辞を見聞きする日本人学校の生徒に対して、

目のやり場に困る補習校生徒。

どうやら落ち着いてられないご様子。

・・・そりゃそうだ。

インターナショナルスクールでそんな格式ばった式なんてないもの。

授業ですら、出歩く生徒がいて然りというんですから。

そんな様子を見ていて、自由な感じでいいんじゃないかなー

なーんて、校風の違いを楽しんでいた不謹慎な先生は私です。



こうした式なんかもそうだし、ラジオ体操や応援合戦など、

また、運動会というイベント自体が広く親しまれるようになったのは、

やはり戦争をしていた時代の影響だと思う。

富国強兵を掲げる日本軍が兵式体操としてラジオ体操を取り入れたのは、

有名な話ですよね。

一つひとつの場がみんなで同じ行動をするという統制された場となり、

体には自然と「正しい」行動や規律が叩き込まれる。

気づかないけど無意識にそういう行動様式に取り込まれていることって

日本の日常生活、特に学校生活の中で数多くある気がする。

今なお、そうした名残が色濃くあるように思う。

勤勉なところや「和」を重んじる日本人の気質も

そんなとこから来てるんじゃないかなぁーと考えてみた。

「運動会の社会学」って大学院のゼミで勉強した気がするけど、、、

忘れちゃった。

先生、すみません。。

出直してきます!



でもね、なんだかんだいって、

当の子どもたちは始まってしまえば、みーんな楽しそうにやるから素敵。

正直、補習校の生徒にとっては肩身の狭いイベントだし、

AWAYな感も否めないし、出場種目も少ないし、

ましてや練習なんてしてないからリレーなんて大差で負けちゃうし・・・。

(リレー担当に任された新米2人は、深く反省しているのです。)

でも、生徒たちはみんな一生懸命で、本当に楽しそうにしてる。

大概、不平や不満を言うのは大人であって、

わたしたちはそうした子どもたちのピュアな心を見習い

彼ら一人ひとりの心に添って、全力でサポートすべきではないか。




「ディフェンスが下手だからファールして止めるしかないんだ。」


Kが言ってたそんな比喩(明神の言葉だっけ?)がしみじみと思い浮かばれます。





たとえそこに不公平が生まれたとしても、子どもたちに罪はない。

全てを平等にすることは不可能かもしれないけど、

それをイーブンに近づける努力は常にしていたい。


恵まれた環境にいるときこそ、なおさらだ。  


Posted by masaki at 23:16Comments(8)日本文化