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Posted by つくばちゃんねるブログ at

2009年04月28日

停電

毎週月曜日は、プライベートスクールの日です。

プライベートスクールというのは、「リバーサイド」という日本人も多く住む外国人居住区に行って

そこに住む子ども達(主に低学年)にサッカーを教えるのです。


そこがまたすごいんです。

街なかの喧騒からかけ離れた静けさと優美さとが漂うベトナムとは思えない雰囲気。

プール、テニスコート、サッカーコート、何でも揃う、いわばリゾートです。

大金持ちにでもなったかのような気分になります。




ある日の練習前、スクール生の一人が外国人のお友達とボールを追い掛け回していました。

コミュニケーションはみんな英語。

はしゃぎ声もみーんな英語。

グローバルですねー


もちろん松野少年も混ぜてもらいました。笑

言語や肌の色が違えど、やはり子どもは子ども。

ボールひとつあれば大の大人でもすぐに仲良くなれちゃいます。

改めて、サッカーってすごいですね!!




さて、本日のスクールも終わり自分の住んでる地区に戻ろうとすると、


・・・・・ん???

なにやら暗い。。。



そうです、停電です。

こちらに来て二度目ですが、外出中に経験するのは初めてでした。


①町全体が暗い(こっちの停電は地区単位で停電します)

②信号が消えている

③それでも交通量は変わらない



日本なら間違いなく大パニックでしょうね。

まぁこちらではよくあることなんです。

どんな境遇でも力強く、そして楽しく生きる

ベトナム人のたくましさを感じました。



家に帰ると、大家のおっちゃんが家中にキャンドルを灯していました。




僕たちもキャンドルをもらって部屋に戻って一休み。






・・・・・・


やることがない!!

私たち現代人は、電気のある生活にどれだけ慣れてしまっていることか!

改めて気づかされました。

文明の発展とともに、発明品はやがて便利な日用品となり

私たちにとって

「なくてはならないもの」

となりました。

昔は電気なんて一つもなかったんですよね。

そして、世界のどこかでは今なお電気の力に頼らずに

たくましく生きている民族がいるのでしょうね。

文明とは、人々の生活そのものを変えてしまいます。



そんな中、も一つ感じたこと。


火の温もり




たまにはこんな生活も悪くない。  


Posted by masaki at 02:01Comments(6)ベトナム文化

2009年04月24日

ホーチミンでの住まい



我が家です。

真ん中の白い建物がそう。

僕が住んでいるのはレンタルアパートメントと言って、

まぁ要するにアパート。

ただ、日本と違うのは大家さんの家族?が同じ建物に住んでいて

掃除も洗濯もしてくれるということ。

外国人が住むようなレンタルアパートメントはどこもそんな感じらしいです。

いわば「お手伝いさん」みたいなものですかね。


そんな生活に慣れていないので、

掃除してくれるたび、洗濯してくれるたびに

いつも申し訳なくなってしまいます。笑


聞くところによるとこっちではお手伝いさんのことを

「おしん」

と呼ぶらしいです。

うそか本当か定かではありませんが。


街中にある人々の住居はだいたい縦に長い構造をしています。



こんな感じです。(ご近所です。)

色は水色とか黄色とかポップな色が多くて、町全体の雰囲気はすごく明るいです。

フランス植民地時代の名残でしょうか。

北部のハノイはまた雰囲気が違うみたいです。

機会があれば見に行こうと思っています。


最後は、近所に咲く赤い花で〆ましょう。



常夏っぽいですねー  


Posted by masaki at 00:24Comments(10)ベトナム文化

2009年04月22日

国際親善試合

先日の台湾人学校との交流試合は、

低学年 2-1 〇
高学年 3-3 △

でした。

高学年は11人制にしてはものすごく狭いコートで少しかわいそうだったな。

ボールが出たとこすべてが密集してて蹴り合いになっちゃった。

次は8人制とか工夫してやろう。


低学年はよく頑張ってた。

ゴール裏で練習しながらだったからあんまりよく見れなかったけど、

すごい伸び伸びやってて良かった。

次も勝てるといいね☆


高学年の審判してて思ったこと。

大学生とかでもそうだけど、選手の心理状態がプレーに如実に現れる。

プレーというのか、子ども達の気持ちの落ち着き/荒々しさというか。

今教えているサッカースクールは幼稚園から中一まで対象が幅広いんだけど、

試合は時間の都合で低学年と高学年の2試合組むのがやっとで・・・

そうなるとどうしても4年生と中学1年生とかが一緒にプレーしないといけない。

そういうときどうなるかと言うと、技術的に上手い子ほどイライラしてる。

落ち着いてやれば何ともない相手なんだけど、そうした気の荒々しさがプレーに出ちゃうんだよね。

だから上手くいかなくてもっとイライラしちゃう。

そうすると誰に当たるかと言うと・・・仲間だよね。

口調を荒げて、「何やってるんだ」「ミスすんなよー」って。

言ってる本人が一番ミスしてるのに。


上手い子はやっぱり上の学年の子が多いから、そういう子が荒れ始めるとチーム全体に落ち着きがなくなる。

その辺がまだまだ小学生、中学生だなって思う。

みんな自分のことで必死なんだよね。

周りを乗せながらお互いのいいプレーを引き出せればもっと楽しくサッカーできるのに。。。

まぁ自分もみんなくらいの頃はそんな感じだったから言えた口じゃないけど。笑


そんな子ども達を見てて昔の自分だったらてんやわんやしてたと思うんだけど、

なんだかんだで少年サッカーの指導も4年くらいになる松野は思うわけですよ。

「こいつらかわいいー!!」って。

サッカー自体の指導ももちろん楽しいけど、少年サッカーの醍醐味は

多感な時期の子ども達の心理的、感情的な”揺れ”に立ち会うことができることだと思うんです。

そうした子ども達に寄り添うことができることが何よりの幸せだし、

だからこそ技術的なところだけじゃなくてメンタル的な部分での指導・サポート、

そして自らがそうしたことについてもっと勉強しなければと思うわけです。


スポーツを通した人格形成とか社会性を育むことだとか賛否両論ありますが、

僕自身はやっぱりそういうのってあると思うし、大事だと思うんです。

そして、何が一番大事かというと「そこにいる指導者」なんです。

まだまだ指導者としてひよっこの未熟者が何を語るんだと思われるかもしれませんが、

たかが4年の指導歴でもこれだけははっきりと言えます。

僕達が思っている以上に子ども達は指導者をよく見ています。

時にはどんな対応をするんだろう、とコーチを試すこともあります。

たまに自分の心の内が見透かされてるんじゃないか?なんて思うこともあります。


そんな一指導者である自分が常日頃心掛けていること。

それは「子ども(の心)に添うこと」。

詳しくは、灰谷健次郎さんの小説『兎の眼』をご一読ください。

コーチは指導者である前に、「教育者」でなければなりません。

「子どもの良き理解者」でなければなりません。


さぁーこれからも日々勉強です!!



谷田部FC(2008年度)の子ども達

いつ見てもかわいいなーこいつら!

親のような心境です。

みんな頑張ってるかー??  


Posted by masaki at 01:37Comments(6)サッカースクール

2009年04月19日

暑い

本日の最高気温39℃、最低気温30℃

明日の予想最高気温40℃、最低気温30℃

なんじゃこりゃ。

暑すぎるわ。

そりゃ夜もなかなか寝付けんわけだ。


今日の練習はさすがに意識がもうろうとしました。

でも、子ども達は元気に走り回ってました。

やっぱ子どもってすげぇ~☆

明日は台湾人学校との練習試合。

そう、国際親善試合!!


・・・こう書くとすごいことしてるな、この子達。

  


Posted by masaki at 00:10Comments(2)サッカースクール

2009年04月18日

ベトナムサッカー事情

先日、ベトナムプロサッカーリーグ『Vリーグ』の試合を見てきました。



会場はホーチミン・トンニャット競技場、17:00キックオフ

夕方とはいえ、気温は30℃を超える。暑い。


ベトナムの”プロ”サッカーを見ていて数々の「不思議」を感じました。

まず、変なところから入場する。



グラウンドを縦断する入場は初めて見ました。

そして、入場チケットのちぎり方が雑。



そもそもチケット自体が安っぽい。


次に、ロッカールームがない。

それゆえ、ハーフタイムはベンチで給水。

退場した選手はベンチの裏でお座り。

帰りはシャワーも浴びず汗をかいたユニフォーム姿のままバスに乗り込む。

選手出口は、観客と同じ。

応援はブラスバンド(あまり上手くない)。




まるで高校サッカーの試合を見ているようでした。

プロと言えど、ベトナムのサッカー事情はまだまだこんなものなのでしょう。

給料も、ベトナム人選手は月1万か2万円。

外国籍選手は約20万円。

この差もすごいですが、日本では考えられませんね。

生活費はクラブが出してくれるし、物価も安いので生活に苦はなさそうですが、安すぎる!

これでは子ども達もプロに夢を抱けません。

もちろんお金だけではありませんが、プロにとってそれは立派なステータスです。


はたまた、10倍以上の給料をもらっている外国籍選手ですがその実力は・・・

どうなの?

履歴書には欧米の強豪クラブの名前をつらつらと書いているのでしょう。

確かに、黒人・白人、身長はデカイ。パワーも強烈!

でも、信じていいのか?

大学サッカーで活躍している選手の方がよっぽど良いもの持ってます。

テクニックもサッカーセンスも。

でも、日本人は外見がベトナム人と大差ないから獲ってくれないのだとか。

『人は見た目が9割』

そんな本もありました。


サッカー自体はというと、

中盤がない。

前線or最終ラインの攻防。

ボランチはどこへ?

そのロングキックはいずこへ?

テレビでは毎日のようにヨーロッパのトップレベルのサッカーが流されているので、

すんげぇパスサッカーを展開するのかと思いきや、これです。

きっとテレビもミーハーな感じで見ているのだと思います。


それでも、観客は1万人近くは入っていました。

少し前はもっと入っていたそうです。

サポーターもいるし、何より観客の反応がいい。

歓声とかシュートが外れたときの溜め息とか、ヨーロッパのスタジアムを少し感じさせました。

テレビを見て学んだのはそこか!?

このレベルでこれだけの観客がいれば、幸せですね。

でも、サッカーブームが去ってベトナム人がサッカーの本質的なところを見るようになったとき

この国のサッカー文化はどうなってしまうのか心配です。


ベトナムでは、日本のように下部組織があったり、トレーニングセンター制度があったり、

少年サッカー活動が普及していたり、ということは当然のことながらありません。

サッカーの技術もさることながら、走り方がぎこちない。

サッカーうんぬんの前に運動能力を養う体育科教育が実践されてるのかも疑問です。

草の根を広げるグラスルーツの普及活動を展開しなければ

この国のサッカー文化を発展させていくことは難しいでしょう。



雑草のような芝。
ん?芝のような雑草?  


Posted by masaki at 14:08Comments(6)ベトナム文化

2009年04月14日

ベトナム交通事情

ベトナムの交通事情がよくわかる動画を見つけました。

とくとご覧あれ。

大泉さんがリアルタイムでわかりやすく解説してくれますよ。

「水曜どうでしょう」 原付ベトナム縦断 ハノイ→ホーチミン1800km
http://www.youtube.com/watch?v=lHounr3mIHA&feature=PlayList&p=CC8B4C4E5887F6B3&index=18
http://www.youtube.com/watch?v=35KUFXnDGUE


まさにこんな感じです。

「the カブ天国」

ベトナムの路上は常に戦争です。

カオスです。

遠慮したものは道を進むこともできません。

みな生きるのに必死なんです。




おまけ・・・

「水曜どうでしょう」感動のゴール@ホーチミン
http://www.youtube.com/watch?v=FxIda_D_RT0&NR=1  


Posted by masaki at 14:31Comments(2)ベトナム文化

2009年04月13日

戦争の傷跡

クチ・トンネルもすごかったのですが、

それ以上にインパクトがあったのはその道中で立ち寄った漆塗り工場でした。

日本でも有名な漆塗りですが、こちらの漆もとてもキレイでした。



さすがは同じアジア人。

手先が器用ですね。



さて、何がインパクトがあったかと言いますと・・・


工場の作業員の多くが枯葉剤の影響によって身体に何らかの影響を受けた方々だった

ということです。



クチという地方はホーチミン市から北西約70km、車で約1時間半という場所にあります。

そんなへき地で人目を避けるようにして暮らす彼ら。

中心街にあたるホーチミンでは人口の割にあまり見かけません。

身体的に運動に制約のある彼らは、こうした工場のようなところで

手先を使った単純作業で稼ぐしかないのでしょう。(稼ぐといっても大した給料ではないはずです)

おそらくこの工場はそうした身体障害をもつ労働者を雇っているのだと思います。


この工場では製造工程の見学と同時に漆塗り商品の販売もしています。

考えすぎかもしれませんが、こうした工場を観光ツアーに組み込み販売も行うということは

観光客の同情を誘って販売を促進しようという思惑があるのではないでしょうか。

もちろん、それによって彼らの給与が保障されるならそれでいいと思うのですが、

必ずしもそうであるとは限りません。

裏事情はよくわかりませんが、彼らが利用されているような気がして胸が痛みました。


福祉や社会保障といった制度が十分に整っていないこの国において

健常者と障害者の共生は非常に難しいように思われます。

かの本で「障害はひとつの個性だ」と高らかに語る素晴らしい方がいらっしゃいました。

がしかし、障害を抱えている以上、最低限の保障がなければ生きていくことさえ困難だろうと思います。


戦争の傷跡がいまなお残るこの国だからこそ、そうした制度がいち早く確立されることを心から願います。



ベトナムっぽい風景の作品  


Posted by masaki at 16:37Comments(2)ベトナム文化

2009年04月13日

クチ

先日の日記でも触れましたが、ベトナム戦争の戦跡が色濃く残るクチ・トンネルに行ってきました。


ベトナム戦争当時、南ベトナム解放軍(ベトコン)の作戦本部が置かれていたクチ。

その本部は地下トンネル内にあり、約20年もの歳月をかけて全長250km(!!)も掘られていた。

水に強く崩れにくい土壌を生かして掘ったトンネルは、ベトコンの重要な軍事拠点として機能した。

そこは戦争に使用する武器を製造したり、爆撃から逃れて生活をしたり、人々が生きるための場所だった。

内部構造は地下三階まであり、通路は華奢なベトナム人一人がやっとのことで通れる狭さ。



そんな通路を彼らは何とも小さなスコップのようなもの(写真下)を使って手作業でコツコツ掘り進めたというから驚きだ。



他にも敵の進入を防ぐための罠や落とし穴など数々のトラップが仕掛けられ、

まさに地の利を生かした戦い方であった。


<秘密トンネルの入り口>


これでは、さすがのアメリカ軍も歯が立ちません。

結局クチでの善戦が大きな力となり、ベトナムは戦争に勝利したのでした。


戦争で勝利したという事実は彼らのパーソナリティに自信を植え付けているように思います。

かたや戦争に敗北した日本。

勝者と敗者・・・結果的にどちらが良かったのかはわかりませんが、

その事実の差が彼らの文化や思想に影響を与えていることは間違いありません。


リアルなマネキン  


Posted by masaki at 15:54Comments(0)ベトナム文化

2009年04月11日

大先生

先程、びわこ成蹊スポーツ大学からお越しになっていた先生を空港までお見送りしてきました。

三日間ほぼ時間をともにしていたのですが、尊敬の念と気後れとで先生の貴重なお話を引き出すことができずにいました。

しかし出発間際、空港でお茶をしながら最後の最後で真面目なお話を少し伺うことができました。


先生の話を伺っていて印象に残った言葉があります。

それは「たくましい個」です。

先生は井原選手をはじめ、のちのJリーガーとなる選手や、小野伸二や稲本潤一など黄金世代の国際大会を率いてきた中で、数々の名選手を見てきたようですが、世界で通用するような選手に共通して言えることは、

根本的な部分で「たくましい」そうです。

気性、感性、知性、スキル・・・

様々な要素がありますが、選手としての根源となる『気性』がしっかりしていて元気でたくましい子がやはり伸びるそうです。

そして、それは先天的なものだけでなく、幼少期のスポーツ体験などを通じて養うことができるというのです。

社交性や「考える」こと、競争の中で生きる力強さなど人間に求められる能力がスポーツを通して育むことができるのです。

こうしたことはよく言われることですが、改めてスポーツの必要性を認識すると同時に、

幼少期のスポーツに携わる我々指導者の担う役割の重要性を確信しました。


また、自分の課題は、しつこいくらいに人に尋ねる/聞き出すということだと思いました。

日本の教育システム(先生から生徒への一方向的な授業)に慣れすぎて人の話を聞くということはできる(好きな)のですが、

聞くことに終始してしまい、どうも自分から問うことが苦手なようです。

日本人全般にも言えることなのでしょうが、その辺の社交術というものを身に付けなければなりません。

常日頃から人の考えを鵜呑みにするだけでなく、自分の頭で考えることを怠っていてはいけません。

たとえば、日本の若いサッカー選手(大学生も含めて)は試合でレギュラーから外されたときに「なぜですか?」とコーチに問えるでしょうか。

それはもちろん、そういう関係を築けていない指導者の責任でもありますが、

ドイツなどでは子ども達が自ら聞きに来ると言います。

自分に何が足りないのかを知らずして自分を高めることは難しいですよね。

思い返してみると、自分もそのような消極的な選手だったように思います。


こうしたこと(「考える」こと)を、特に若いうちから習慣化していく必要があります。

自分の反省も生かして子ども達には考えさせるように意識しているつもりですが、

まずは自分ですね。


”Change”  


Posted by masaki at 02:57Comments(4)

2009年04月10日

日本のこれから、ベトナムのこれから

ホーチミンを見た日本の年配の方々は口々に言います。

「昭和30年代の日本を見ているようだ」と。

戦後復興期の日本は確かに何もなかった。

それでも人は活きていた。

目は輝いていた。


物が溢れかえる日本に住んでいると平和ボケしてしまいます。

ベトナムは確かにまだ発展途上で物も少ないですが、

明らかに日本に住む人たちよりも活き活きとしています。

目がまばゆいばかりに輝いています。


あの活力はどこへ?

「発展途上」といつまでも下に見ていたら、日本はすぐに置いていかれるでしょう。

ベトナムにはそのぐらいパワーが溢れてるんです。


しかし、やはりそこにも弊害があります。

あまりの発展の早さにインフラ整備などが追いついていかないんです。

ホーチミンは今日もスコールが降りました。

雨上がりの道路を見るとどこもかしこも水浸しです。

排水設備が整っていないからです。


また、所狭しと走る車とバイクは多量の排気ガスをばら撒いていきます。



正直、空気は汚いです。

いわゆる大気汚染です。

かつての日本がそうであったように、ベトナムも5年後、10年後、「公害大国」として騒がれることでしょう。

それに対してどうすればいいのか、無知な私にはわかりません。

発展には弊害が伴わなければならないのでしょうか?

誰か教えてください。


暗い記事が続きましたので、最後は希望と勇気を与えてくれる写真で〆ましょう。

一枚目は、平和を願う子ども達の純粋な気持ちです。



希望に満ち溢れています。

子ども達の生きる未来を私たち大人が整えてあげなければなりませんね。


二枚目は・・・まぁ見てください。




私はこの写真にものすごいインパクトを受けました。

自分が長年やってきた、そして今教えているサッカーということもあるし、

それだけじゃない

なんて言うんだろう・・・生きる強さを感じませんか?

力強いですよね。

衝撃とともに勇気をもらいました。  


Posted by masaki at 01:42Comments(4)ベトナム文化

2009年04月10日

ベトナム戦争

戦争証跡博物館に行ってきました。

衝撃でした。

戦争とは、何でしょう。

枯葉剤攻撃でも知られるアメリカの無差別大量虐殺。



もはや一般人に危害を加えないという戦争のルールさえ無視される始末。

戦争も末期を迎え、世界各国から非難を浴び、それでも自らの正当性を主張するかのように半ば強引に強行された最終手段でした。

結局、ベトナム戦争では300万人のベトナム人が殺されました。(うち200万人は文民)

200万人が負傷、30万人が行方不明。




戦争の意味って何だろう。

平和のため?

そんなキレイごとではありません。

同じベトナム人同士が殺しあう・・・



そんなの平和のためであるはずがありません。


戦争によって何が残るのか。

悲しみ、憎しみ、怒り、恨み、、、

近年、急激な発展を遂げるベトナム経済。

その足元には、今なお戦争の傷跡が深く刻まれています。

こうした遺恨がこの国に生きる人々の生命の源になっていることは間違いありません。

かつての日本もそうでした。


その国を形作るものには、産業、文化、都市開発など現在的なものと

戦争のようにその国が何を経験したのかという歴史(過去)があると思います。

この国を知るのに、僕はあまりにも歴史を知らなさ過ぎます。

勉強します。

明日は、ベトナム戦跡がリアルに残されるクチ・トンネルに行ってきます。


今日は、自分の中にとめどなく入ってくるものが多すぎて未だに頭が整理しきれていません。

記事に載せた写真はどれもグロテスクですが、あえて載せました。

これが現実です。目を背けてはならないのです。

戦争を知らない僕たちだからこそ、もっと平和について考えなければなりません。

ありふれた言葉ですが、戦争は絶対に繰り返してはなりません。

そう強く感じました。  


Posted by masaki at 01:05Comments(3)ベトナム文化

2009年04月09日

続・出会い

続きです。

サッカースクールの事務の女性は、現在ホーチミンにある国際病院で英語の通訳をしながら事務の仕事をしています。

かつてはアメリカで通訳をしていたり、ベトナムで日本語教師なんかもしていたらしい。

かれこれ4年間ホーチミンにいるのだとか。

無論、ベトナム語もペラペラです。

洗濯をしてくれたり、街を案内してくれたり、すごく親切なんです。

カム オン(ありがとう)


昨日は、俺の住んでいるアパートの近くのホーチミン市人文社会科学大学(名前がなげぇー)に留学してきている日本人の留学生3人組に出会いました。

大阪外国語大学から留学してきているそうな。

ベトナム語専攻なんだって!

ベトナムは今、急激に発展しています。

「これから」の国です。

先見性があるね。


一週間の出会いを振り返って思うことは、

異国の地での出会いは深いということ。

日本人であるというだけでかなりの親近感を抱きます。

お互いの力になりたいと思うし、力になれるのではないかと思います。


最後は、どこぞの先生のありがたいお言葉。

「人に運命があるならば、それは人との出会いである。

出会いがその人の進む道を切り拓く」


松野は明日も我が道を切り拓いていきます!!  


Posted by masaki at 02:57Comments(6)

2009年04月09日

出会い

ベトナムに来てまだ一週間も経ってないけど、すばらしい出会いが多いです。


サッカースクールの代表の方はすごくいい人で、でっかい夢を持っています。

東南アジア各国でサッカースクールを展開したいんだって。

尊敬しちゃいます。


レンタルアパートメントの大家さんは片言の英語でしかコミュニケーションは取れないけど、すごく親切で友好的です。

チャオ!

もう少しベトナム語勉強します。


春休み期間限定で来ていた元Jリーガーのコーチは、これまたいい人で、
サッカーを通じた出会いを大事にしている人でした。

今でもラモスとかと親交があるんだって!

FC琉球を立ち上げた張本人らしい。

なんかかっこいい。


そして今日は、びわこ成蹊スポーツ大学の教授で

サッカー界では知る人ぞ知る大物がやってきました。

守山高校時代に、「アジアの壁」とまで評された井原正巳氏をはじめ数々のJリーガーを育てたことで有名な方です。

名著『一流選手を育てるとはどういうことか』の著者です。

お偉いさんなのに全然気取ってないし、俺なんかの話にも耳を傾けてくれるし、素敵な方です。

みなさん、ぜひ一読あれ。

明日は、この御一行とホーチミン観光および案内をしてきます。

まだこっちに来て一週間も経たない若造に何ができるかは未知ですが、タクシーぐらいは拾えるようになりました。

ディータン(まっすぐ)
ウェオ チャイ(左に曲がれ)
ウェオ ファイ(右に曲がれ)

これさえわかれば、どこにでも行ける!

・・・のか??  


Posted by masaki at 02:34Comments(0)

2009年04月04日

家族

ベトナムに発つ前に一日だけでしたが、静岡の実家に寄って来ました。

家族にはこの一年かなり心配をかけると思うので、安心させるためにも顔だけでも見せてきました。

やはり実の家は落ち着きます。



いつも当たり前のように側にいてくれる家族ですが、改めてその存在に感謝しなければと思いました。

谷田部(=つくばで教えている少年サッカーチーム)のみんなも、お母さんやお父さんなど家族を大切にするんだよ。
今のみんなにはまだありがたみを感じるのは難しいと思うし、感謝を言葉にするのは恥ずかしいかもしれないけど、いつも心の片隅に「ありがとう」の気持ちを持てるといいね。
何よりも、みんなが元気で楽しく毎日を過ごしてくれることが最高の恩返しになるはず。

今、自分があるのは周りの人の支えがあってこそだということを忘れないこと。


おまけ「掛川城と桜」

  


Posted by masaki at 14:19Comments(2)

2009年04月04日

ホーチミン

まず、暑い。

本日の最高気温は34℃!!

真夏です。
常夏です。

これが一年中続くらしい。
大丈夫か?俺の体。


そして、バイクが多い。
多すぎる。



軽い暴走族ですね。

カルチャーショックとはこのことです。


あとは、がむしゃらにクラクションを鳴らすのはやめてほしい。

彼らにとって、クラクションとは注意勧告ではありません。

もはや自己表現です。



◎青井、黒木、堀田へ

ベトナムに太ぶちメガネはいません。
無敵です。  


Posted by masaki at 13:14Comments(4)ベトナム文化

2009年04月04日

ベトナム到着!!

無事着きました。
ホーチミンシティ

心配してくださった方々、ありがとうございました。

飛行機はソウル経由の便だったため思わぬ長旅に。
成田-ソウル・・・2時間40分
空港待ち(乗り継ぎ)・・・3時間
ソウル-ホーチミン・・・5時間

直行便ならば5時間くらいのところを、その倍の11時間近い時間を費やしました。

まぁ機内食が美味しかったからよしとしよう。



写真の白いチューブはコチュジャン。

そこまでして出すか!
さすが韓国。


景色はというと、大好きな富士山は見れなかったものの
日本上空からの山々が素敵でした。



連なる雪山が松野の心を鷲づかみでした。

帰国するときは富士山が見れるといいな~  


Posted by masaki at 12:53Comments(4)